ざっくり箱

テレビ・芸能・映画など エンタメ系情報をメインにお届けします。

「明日ママ」に思うこと(1) [参考にしたと思われるマンガ]

sunny[作:松本大洋]
児童養護施設を舞台にしたコミック(連載中)。
作者自身、小学生の頃、施設で暮らしていた。

参照1松本「すごく自分の経験に近いところもあれば、
   ほとんど作っている部分もあります。
   実際はもうちょっと
   自伝っぽくしたかったんですが、
   本当にあった話半分、作り半分という
   具合で落ち着いてますね」

参照3
時代設定は70年代。
登場人物の入所理由の多くが
「親の経済的な事情」。
現代のような「虐待」で
入所している子はいないようだ。
サニー「いつか子供と暮らしたい」という親も
いれば、施設に丸投げ状態の親もいる。
子供たちのリアルな心情に、
胸がしめつけられる。

松本「マンガの良さって、嘘の世界を
   作り上げることだっていうのも
   あると思うんです。そう考えると、
   自分の思い出を描くという行為は
   ズルしてるような気もする。
   だけど、自分の体験に基づいて描くと、

参照4   本当にこの子が存在しているみたいな
   気持ちになったりもする。
   子供が叫んでるシーンを描いていて、
   自分とその子供、どっちが叫んでいるのが
   分からなくなるような気がしたり(笑) 
   そういうのは今までなかった体験ですね」





「sunny」と「明日ママ」の比較
参照11

物語は、新入りの少年・セイが
施設にやってくるところから始まる。

セイは一時的に入所するだけで、
すぐに母親が迎えに来てくれると
信じている。
が、古株の春男は
「現実を見ろ」的な態度を取る。

セイ「僕こんな所すぐに出るから…
   家に帰るから…」

春男「なに眠たいこと言うとんねん。
   お前、捨てられたんやぞ」


参照12






    
三上3ドラマは、新入りの少女・マキが
入所するところから始まる。
理由は、母親が暴行事件を起こし
逮捕されたから。
それでもマキは「すぐに帰るから。
ママが警察から出てきたら帰るもん」
と言う。
参照15が、古株のポストは
「迎えなんて来ないよ。期待するだけムダ」
と冷たく言い放つ。
実際、マキの母は釈放された後
「マキはここにいる方が幸せになれる」と言い、
自分は男との同棲生活を始める。
参照13ポスト「今日、あんたがママに捨てられた日だ」
マキ「違う…」
ポスト「そう。あんたが親を捨てた日にするんだ」

ポストは、母親への未練を断ち切らせ、
前向きに生きることを後押ししようとする。





参照8

春男は毎朝、
ニベアの匂いを嗅いでいる。

ニベアはお母さんの匂いだから。






     
参照9
最年少のパチは、
いつもシャンプーの容器を
肌身離さず持っており、
幼稚園に行く時もカバン入れている。
参照10
そのシャンプーの匂いが
ママの匂いだから。








参照2施設の女の子・きいは、学校の
クラスの子らと距離を置いている。

きい「アイツらはあわれんどんねん。
   同情しいもって自分らが
   エエ気分になったるだけや」



    
魔王施設長「世間は可哀想と
   思ってくれるかもしれない。
   でもそれは一時的な同情。
   無関係だから抱ける感傷だ。
  (施設の)子供が可哀想と思ってる自分に、
   酔ってるだけだ」







参照16

新しく入ってきたトオルに、
セイは優しく接し、
弟のように面倒を見てあげる。
参照18が、トオルはほどなく
母親と暮らせるようになり、
短い施設生活を終える。

セイは顔には出さないが、
寂しさと羨ましさを感じていた。

「すぐに迎えに来るから」と言った
自分の母は、いまだ現れず、
そのうち手紙も来なくなった…





   
参照19
新しく施設にやってきたニパチ。
ポストが、
あれこれ世話をしてあげる。
参照21
すぐに母親が引き取りに現れ。

愛情を持って接しているのがわかり、
ポストたちはあたたかく見守る。







参照6

双子の姉妹がいる。

施設にあるピアノを
よく弾いている。




   
参照7

双子の兄弟「ハン」「リュウ」。

登場場面は少ない。



スポンサーサイト
  1. 2014/04/09(水) 20:00:00|
  2. ドラマ