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「明日ママ」に思うこと(13)  [実の親への思い]

asu52
「明日ママ」のメインテーマは
「特別養子縁組」。
毎回、いろんな里親候補と
お見合いを重ねていくサマは、
「婚活」ならぬ「縁活」って感じ。
asu65子供たちは
「早く素敵な里親に
出会いたいわ」状態だけど。

実際は、実の親に対し
そう簡単に吹っ切れるものではなく。
子4ドラマの中で、
それがわかりやすく示されたのが
ピア美のケースだろう。
裕福な家に引き取られるのを夢見ていたが、
最終的には実の父親を求め。

「貧乏でもいい、ピアノがなくてもいい。
asu56パパと一緒に暮らしたい」と。








辿りたくても辿れないルーツ。
里4
←NHKのドキュメンタリー。

あるファミリーホームの、
中3少女にスポットをあてたもの。

5人の“弟”と一緒に暮らしている。
home
彼女は生後すぐ乳児院に預けられ。
親はその後、消息不明。
5才の時、この家に迎えられた。

「親の顔を知らない」ということが、
後々、彼女を苛ませることになる。
子45
「どういういきさつで自分を産んだのか」
「今、どこで何をしているのか」…何もわからない。

そのフラストレーションで、
里親に反抗し、暴言を吐いたこともあったという。
子44知ってもどうにもならないと思うけど。
わからない時ほどイライラして。
(自分が)生きていく中で、
会うことはないのかな、って考えたら…
苛立ちとか感じたり。


小6の時「母の日」に、里親への絵手紙に、こう書いた。
子41
「わたしのおかあさんは あなた一人 あなただけ」

養母「(実の親を)想像しても、会えない現実…。
   元気でいるかどうかもわからない。
   あきらめがこういう形になったのかな…」

子40彼女は、たくさんの弟ができたことで、
お姉さん的な気持ちが育まれていった。
今は本当にしっかり者の長女という感じだ。

こういう環境にいたから、弟とも出会えたし。
本当の弟ではないんだけど…
今の弟が、弟たちでよかったと思ってます。

子43
彼女がファミリーホームで
暮らせるのは20才まで。

将来は看護師の道を目指している。





提供3私の同級生に、里子の人がいる。
彼の性格は、おおらかで明るく。
家族や故郷のことが大好きで。

ただ、それでも「実の親」が
夢に出てくることがあるという。
提供5でも、会ったことがないから、
顔のところがぼんやりして見えない、と。

実の親に対する思い入れはなくとも、
「どういう人なのか知りたい」…という欲求は
当然だと思う。
提供1自分は何者なのか、自分のルーツは何なのか、
なぜ自分を手放したのか…
知りたくても、辿りたくても、どうにもならない。

晴れることのないモヤモヤ感に
付きまとわれるしんどさは、本人にしかわからない。





「精子提供による不妊治療」開始から50年経った今…
提供9
この「実の親」問題は、里子だけの話ではなく。
精子提供で生まれた子供たちも、同様に
「実の父」について知りたいと思う人が多い。

以前「報道特集」で、
精子提供で生まれた男性が、
子29「遺伝上の父親」探しをするドキュメントをオンエアした。
個人情報は開示されない前提で
精子提供しているため、
どんなに探ってもラチがあかなかった…。

国内で、精子提供で誕生した子供は
2万人近いらしい。
子31そして今、
「出自を知る権利」として、
提供者の情報を辿れるよう法整備を求めている。

育ての親に対する愛情・感謝はあると思う。
それとは別に、
やはり「自分は何者なのか」…
提供8というモヤモヤ感をぬぐいたいのだろう。

精子提供に関しては、
今、さらに、
やっかいな状況になってきている。

“正規のルート”ではない精子提供。
提供11
結婚はしていないが子供は産みたい…
という女性が増え。
あと、不妊治療の費用等が
ネックとなっている夫婦。
そんな人たちに、ボランティアと称し
精子提供している男性たちがいる。
提供12「提供方法」で多いパターンは、
どこかで待ち合わせし
男性は近くの公衆トイレで採取し、
容器に入れ手渡す…と。

これには「感染症」
「提供者の素性が不確か」…など様々なリスクが伴う。
提供14男性は匿名であることがほとんどだし、
当然、認知することもない。
なお、このような精子提供に関して
法的な縛りはないらしい。

非婚化、晩婚化等の潮流を考えると、
今後、こういったケースは
提供15さらに増えていくのかもしれない。

にしても、将来、子供に
どういう説明をするつもりなんだろう。






それでも親を憎めない。
子20子供はひどい仕打ちをされても、
それでも親を求めてしまうケースが多く。

◆7年前、21才のシンママが
二人の子供(5才、1才)を
家に置き去りにした事件があった。

母親はカレシができ、子供が疎ましくなり
子21餓死させようと考え放置したのだ。

1カ月後、母親が「もう死んでる」と思い帰宅すると、
衰弱した長男が駆け寄ってきて。その時、
長男が発した言葉は「ママ、遅いよ」
子24残飯や冷蔵庫の中の調味料で、飢えをしのいでいたという。
下の子は餓死しており。

部屋に閉じ込められ、弟の亡骸は腐乱していく…
そんな中、ひたすら母の帰りを待っていた長男の
精神状態は想像を絶する。
なお母親は当時、交際男性の子を身ごもっており、
子25裁判期間中に出産している。


◆1988年、未婚の母が
4人の子供を置き去りにした事件。
のちに映画化されている→※『誰も知らない』
子26子供の父親はみんな違い、自宅で自力出産。
出世届けは出しておらず。

母親は新しい男ができると、子供たちを置いて出ていった。

その間、長男が、幼い妹3人の面倒を見ていた。
(長男は事件発覚時、14才)
子27母親はたまに生活費を渡していたが、
やがてそれも途絶え電気・ガスが止められた。

三女(2才)の死により、
この家庭の存在が世間に知られるようになり。

母親と再会したのは法廷の場だった。
子28母の姿を見た長男は
「お母さんの期待にこたえられなかった」
と涙を流したという。

子供たちが保護された時、
児童相談所の職員は
長男について「本当に優しい子だと感じた。
子36社会の汚れに染まらず生きてきて、
母親も絶対的な存在だった。
でも、友人との出会いで、
小さな子供の世話をするのが
重荷に感じてきたのでは」
と話している。





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  1. 2014/04/23(水) 20:00:00|
  2. ドラマ