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2014春のドラマ評(3)  ~わかりやすさの弊害~

キャラ29近年のヒットドラマは、というと
「半沢直樹」「家政婦のミタ」
「ドクターX」「あまちゃん」・・・

共通してるのは
「設定が明快」「キャラが立ってる」
「決めゼリフがある」…みたいなのが
キャラ28挙げられるでしょう。

しかし、それはあくまで共通項であって
「ヒットの法則」ではなく。
というより
「法則」でヒット出せるんなら、
誰も苦労はせん、っちゅーに。
キャラ3
ところが各局のドラマ班は
「半沢直樹」に感化されたのか、
「今は勧善懲悪がウケる時代なんだー!」
と捉え、そこに水脈があると思い、
ワーッと群がってる状態。

キャラ16その結果
「登場人物のキャラ」が極端化する事態に。

悪役はとことん悪役に。
そして、あざといまでに憎まれ口を叩く。

顔のドアップ、大げさな表情、類型的な芝居…
キャラ10って、まるで「金スマ」の再現ドラマのよう。

「わかりやすい」を徹底したその先に
あったのは「意外性の消滅」。

いいのか、それで。




ベタすぎる「三枚目」のキャスティング。
色1

“ピエロ”的な役を
「三枚目俳優」「お笑い芸人」に
やらせる傾向が再燃。


色3

「あまちゃん俳優」が
「あまちゃん俳優」のまま
起用されてしまってるし。


色2


「花咲舞」で
典型的な小者タイプを演じる。


色6

「ブラック・プレジデント」で
黒木メイサに無理強いされる助手の役。

「ピカル」見てるみたい。

色4

「TEAM」にて。

キンコメ・今野が
「ひきこもりでオタク」な犯人役。

色9
「花子とアン」に
ハリセンボン・春菜。

「白鳥かをる子」という役名からして、
もう、何をかいわんや…

色10

カンニング竹山も
「花子とアン」に。

いかにも頑固そうな地主役。

色5

「ブラック・プレジデント」

壇蜜がセクシーな女医役。
今さらこんな役、やらせんのか?と。





不審者が不審者すぎる件。
キャラ25
不審者を“記号化”する場合、
たいがい「サングラス&マスク」、
あるいは
「フード付きのパーカー」という
パターンなんですが…。

キャラ13

←「ビターブラッド」の犯人役。

もうね。
この手の「わかりやすさ」
ホント、いらないから。

キャラ14
←「MOZU」の逃亡犯。

定食屋の中でもフード被ってるとか
逆に「怪しい者です」と
アピールしてるようなもの。





壁に「ターゲットの写真」貼り過ぎ問題。
及



「ビターブラッド」


キャラ22


「MOZU」


キャラ21


「アリスの棘」



キャラ23


「極悪がんぼ」







「聖母・聖美物語」
キャラ2
昼ドラに関しては
「わかりやすい」のままで
いいと思う。

今までもそれでやってきたし。

キャラ1

久々に見たなぁ、美輪ひとみ。
主役より存在感あるやん。

これをきっかけに
ゴールデンの仕事も回ってきそう。





「極悪がんぼ」
キャラ4
ここまで明確に
登場人物を“キャラ化”するんなら、
それはそれでアリかな、と。

小林薫の「付け鼻」はやりすぎだけど。

キャラ18
三浦友和の
マイルドな“広島弁”は新鮮。
通常なら、もっと
「オンドリャー」的な口調に
なりそうなところを
淡々としゃべるのがいい。





「ビターブラッド」
キャラ5


渡部篤郎、「顔」作り過ぎ。

なんか、自分で
自分のモノマネしてるみたい。





「TEAM」
色7
西田敏行が、めっちゃ腹黒い上司役。

それ自体はハマッてるんだけど、
セリフがモロに
“タヌキ”で面白味に欠ける。





「花咲舞が黙ってない」
キャラ6
支店長が独裁者すぎて。
「憎たらしい」を通り越し
「わざとらしい」と感じてしまう。

「鼻白む」とは、このことか、と。
キャラ12

そのせいか、見せ場であるはずの
「花咲が支店長をやり込める場面」の
カタルシスが弱い。







「MOZU」
キャラ24
ハードボイルド感を出そうと思ったのか、
不自然なまでに「喫煙」場面を入れ過ぎ。

段々、主人公が「天然」に見えてきた。

色8
視聴者に
「そこで吸うんかいっ!」と
ツッこんでもらうための
“ボケ”のような気がしてきた。







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  1. 2014/05/15(木) 20:00:00|
  2. ドラマ