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春のドラマ評2015 ~キムタクを、キムタクたらしめるもの~

アイホ13
『アイムホーム』は
テレ朝のドラマなのに、
まるでフジの
「月9」を見てるような
気になってくる。

木村1全くと言っていいほど、
「テレ朝」臭がしない。

テレビ局の国境を越えても、
キムタクはキムタクのままだった、と。

これは「演技スタイル」のことを
言ってるのではなく。
役柄やドラマの「テイスト」。
木村2
キムタク・ドラマの
「5大要素」は、というと…
おおむね、こんな感じ。
   ↓
(1)型破り
(2)不屈
(3)仲間
(4)逆転劇
木村3(5)夢

これはもう
「キムタクの方程式」だな、と。   

『ワンピース』っぽいけどね。
というか、少年ジャンプ的?

かつてほどじゃないにしても、
木村4キムタク・ドラマが
支持され続けてるのは、
“日本人は
『ワンピース』的な世界が好き”
ってのがあるんじゃないか、と。










①型破りVS型通り
木村15
キムタクの「型破りキャラ」といえば
『HERO』の久利生公平が
わかりやすいだろう。

およそ検事らしからぬ風貌。
だけど、仕事はデキるし鋭い、と。

木村20そんなキムタク・ドラマに
欠かせないのが「敵役」の存在。

敵役だからといって、決して「悪役」ではなく。

キムタクの役が「異端キャラ」で
あることが多いだけに
敵役の言い分にも「一理ある」みたいな。
反省人16
「敵役」たちがいなかったら、
キムタクが単なる
無鉄砲キャラに見えたかも。


【キムタクと対峙した敵役たち】
木村18   ↓
『エンジン』…規律を重んじる施設職員(堺雅人)

『GOOD LUCK!!』…ストイックな先輩パイロット(堤真一)

『華麗なる一族』…厳格な父(北大路欣也 )

木村21『CHANGE!』…腹黒い国会議員(寺尾聰)

『南極大陸』…現実的な同僚(堺雅人)

『PRICELESS』…冷徹なワンマン社長(藤木直人)








②とにかく、あきらめない
ホーム1
「逆境に負けない」「不屈」というのも、
キムタク・ドラマの大きな特徴。

『アイムホーム』にも、
このキムタクらしさが
盛り込まれている。
ホーム4
「町工場のガンコ社長の所に通いつめ
信頼を勝ち取り、仕事を請け負う」
・・・という場面があった。
これ見た時は、
『PRICELESS』かと思ったわ。





➂チームの力
木村14キムタク演じる主人公の
「型破り」「不屈」・・・というのは
一人で貫けるものではない。

そこには「仲間」の存在が不可欠。

キムタクの無謀な夢に対し、
最初は冷たかった連中が
やがて熱意に動かされ。
木村13
「しょーがねぇな。一肌、脱ぐか」と協力。
みんなで力を合わせ、
不可能だと思われた事を
成し遂げた時の達成感ね。

この「頼りになる仲間」っては、
木村17まさに『ワンピース』的。

宮崎アニメにも、そういうとこがある。
『カリオストロの城』のラストで、
ルパンたちが去っていく時、
庭師の爺さんが
「なんと気持ちのいい連中だろう」と言う。
あの“テイスト”ですよ。




④溜飲を下げる逆転劇
木村5
キムタク・ドラマの真骨頂は
何か、というと・・・
「溜飲を下げる」部分だろう、と。

胸のすくような逆転劇。

木村16『PRICELESS』では、
陰謀により会社をクビになり
ホームレスに。
そこから「負け組」の仲間と
力を合わせ這いあがる、という展開。

『アイムホーム』でも
アイホ10窓際部署が大口の仕事を受注し、
エリートたちの鼻をあかす
くだりがある。

ここでポイントとなるのは、
キムタクの目的は決して
「リベンジ」ではない、という所だろう。
アイホ4
「成功」や「お金」より
もっと大事なものがある、
というスタンス。

ただ、そういう
「人のいい」シナリオというのは、
アイホ8時代的にフィットしにくいのかも。

今って「炎上」がトレンドじゃん。
『半沢直樹』のヒットが
それを物語っている。
同じ逆転でも、あれは復讐劇だから。
「ざまーみろ!」の世界。
アイホ5
「やられたら、やり返す」というのに
“美学”は存在しない。
そういうのは
キムタク的ではないと思う。








⑤夢を語る男
木村9
キムタクが演じる役は
「熱い男」であることが多い。

「熱い」といっても
松岡修造のような熱血ではなく。
「熱い想い」を胸に秘めてる感じ。
木村10
その、秘めた気持ちを語るのが
キムタクのいちばんの見せ場だろう。

『南極大陸』では出航する際、
人々に向かって
「日本に夢を与えたい」ということを
木村12切々と語り。
あの“スピーチ力”は、
キムタクならでは、っていうか。

総理大臣を演じた『CHANGE!』では、
テレビを通じ国民に向け演説。
20分を超える長回しで、
木村27瞬間最高視聴率は30%を越えた。

キムタクは何かにつけ
矢面に立たされるけど。
アレをやれる役者は、
そうそう いないだろう。

ホーム

『アイムホーム』での「夢」が
何かと言うと。
「家族との絆」という無形なモノ。

第一話で、娘を守るため
ホーム3チンピラたちの前に
立ちはだかる場面があって。
「すばるは僕の娘だ!」と叫び、
頭を下げるキムタクの姿は新しかった。

過去の出演作のような
壮大さはないが、
「キムタクらしさ」はしっかり
活かされてると思う。



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  1. 2015/05/07(木) 20:00:00|
  2. ドラマ