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春のドラマ評2015 ~「正しい」が正解とは限らない~

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「夢に向かってがんばる」
「予期せぬ事件発生」
「同級生との甘酸っぱい恋」・・・

『まれ』は、朝ドラの
「セオリー」に則って作られている。
ウイッチそれは
朝ドラとして、とても「正しい」。

けど「正しい」を追求したからといって
その先に「面白い」があるとは限らないし。

このドラマは、すべてにおいて「生真面目」な印象。
稀10セリフも含め。
こういう場面では
こういうセリフか“正しい”みたいな。

で、「土屋太凰」自身、
すごい生真面目な子なんだよねー・・・

稀21なぜ、ネットでね、
主演を差し置いて
「清水富美加」の評価が高いのか、
って話ですよ。

お堅い芝居してないからですよ。
イキイキしてるもん、清水富美加。
いちこ
たとえば就活の面接でさ。
「志望理由」を聞かれ、
「正しい受け答え」をしたからといって
それが面接官の心に響くか、
・・・といったら。
それはまた別の話じゃん。
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『まれ』の中でも
「ケーキ職人になりたい理由」を
熱く語るんだけど。
なんか響いてこなくて。

“子供の頃にケーキを作った原体験”
カツというのは、あまりにもフツーだし。

そのへん
『天皇の料理番』とは対照的でね。

『天皇の料理番』は、主人公の徳蔵が
生れて初めて「カツレツ」を口にし。
佐藤1「西洋にはこんな美味い料理があるのか」
という感動が出発点。

それはモチベーションとして、すごい
わかりやすいし、合点がいくワケですよ。

徳蔵は、反対する兄に対し
辞「ワシは大日本帝国一の
コックになるんです!」と啖呵を切る。

で、希(まれ)も市役所を辞める時
「世界一のパティシエになります!」と
大見得を切る。

ノート徳蔵に比べると、
稀の決意表明には
「説得力」が感じられなくて。
その場の勢いで言っただけ、みたいな。

希が、祖母にケーキ作りの特訓を
受ける場面にしても、なんか“弱い”。
人参2
徳蔵には「女房子供を養わねば!」
という背景があるんで、
一日も早く一人前の料理人になりたい、
という必死さが伝わってくる。

希からは、まだ
本気っぷりや覚悟が見えてこない。
「横浜編」で、どこまで
そういった真剣味が出てくるか・・・



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  1. 2015/05/12(火) 20:00:00|
  2. ドラマ