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冷たい土の下 ~千葉・18才少女 生き埋め殺人⑥~

「生まれつき」か、「環境」か。
愛着
「広島LINEリンチ殺人」の主犯少女は、
「愛着障害」と診断された。

要は「暴力が当たり前の家庭」
「愛情をかけられず
放置されていた」ということ。
自尊
愛情を感じず育った子は、
「自尊心」が低い傾向にあるという。

自尊心の低さは、そのまま
“他尊心”の欠如につながる。

面怖いのは攻撃モードになった時、
歯止めがきかない、ということだ。

「振り上げた拳」の
“おろし所”がわからない。
だから、行くとこまで行ってしまう。

永山
劣悪な環境で育った犯罪者・・・
ということでいえば、
「連続ピストル殺人」の永山則夫が有名。

少年法の在り方に波紋を投げかけ、
また“永山基準”と呼ばれる
永「死刑判決の線引き」になった事件。

あまりに悲惨な生い立ちで、
「自分がこうなったのは無知だから。
無知なのは貧困のせい」・・・という
ようなことを言っている。

DV17が、永山の兄弟も
ほぼ同じ環境下で育っている。
にもかかわらず、犯罪者にはなっていない。

こうなってくると「人格」というものは、
「生まれつき」と「環境」、
どちらの比重が大きいのだろう・・・
という話になってくる。



新リン
[新宿・女性リンチ殺人]
犯人4人は、程度の差こそあれ、
イジメや暴行を受けた経験がある。
容姿のコンプレックスもあっただろう。
「人の道」を逸れる要因はある。

新リン2裁判傍聴が趣味の「Jazzy」さんの
ブログで、この裁判の様子が詳しく紹介されており。
それによると
被害女性の生い立ちも、悲愴なものだった。
     ↓
2才の時、両親が離婚。父親の顔は知らない。
子供の頃、母が亡くなり。
新リン3以後、姉が親がわりとなり妹の面倒をみた。
当時、姉はまだ中学生だった。
被害女性は16才で糖尿病になり、
後にアルコール依存症になる。
看護師でもある姉は、常に気にかけていた。

[裁判での、姉の意見陳述]
苛私も妹も 学校でイジメにあいました。
それでも 人を傷付けるのは
いけないことだと知っています。
自分を傷つけても、
他人を暴力で傷つけることはしません。

4人を含め、かかわった全ての人に
孤2同じ目に合ってほしい。
同じ目に合わないとわからないと思う。

正直、私が仕返ししたい。でも、しない。
したら被告たちと同じ人間になってします。
それはもっとイヤです。

罪私は人だから、
人として法で裁いてほしいと願います。

法の中で、せめて
厳しく、厳しく裁いてほしいと願います。



攻撃性被害女性の姉は
学校でイジメを受け、生活も苦しく
痛々しい環境で育っている。
にもかかわらず、加害者の連中と違い
真っ当に生きている。
この差は、なんなんだろう、と・・・






DV40[大阪・池田小 児童殺傷の宅間守]

宅間は、父親を激しく憎んでいた。
酒浸りで暴力を振るう父・・・

母については「毎日、殴られよった」と言い
「(離婚せず、親父に財産吸い取られ)ただのアホや」と。
虐待
宅間「物心ついた5歳頃には、もう悪い人間になっとった。
    すぐカッとなって、手を出しとった。
    だからそれまでの育てられ方が
    大事っていうことですわ。3、4歳までが、一番大事」


宅間はこのように言っているが、
仁義物心つく前から問題児だった。
3歳の時、道の真ん中を三輪車で陣取り、
交通の妨げ行為をしたり。

精神鑑定した医師の証言。
      ↓
「理性、感情、本能のそれぞれの交流がない状態。
DV18精神状態が非常に未熟で、問題を解決する能力は
小学三年生レベル」


宅間は裁判で遺族を挑発し、また、
手記でも社会全般を罵しる言葉を連ねていた。

では、宅間は「反社会的行為」を
キレ楽しんでいたのか、というと。
そうではないだろう。

宅間は自分のことを「気質異常」だと言っている。
ちょっとしたことで腹が立つ。
思い通りにいかないことが我慢ならない。

ブレイン精神鑑定で
「前頭葉の血流に問題がある」と指摘されたのは、
本人としては納得がいったようだ。

「攻撃心」の塊のような男ではあるが、
「善の心」が皆無なわけではない。

DV26獄中結婚した女性や、面会に訪れた
臨床心理士に対しては気遣うことができる。

それは2人が
宅間にとって「味方」だから。しかし
味方であっても、自分の意にそぐわない
態度を取られたら、即「ケンカ・モード」に
家庭なっていたと思う。

宅間は、事件を起こし
取り押さえられた時「あぁ、しんど」とつぶやいた。

この男は生れてこの方、ずっと
しんどかったのでは?という気がしてくる。
脳a
貧困層を蔑み、富裕層を妬み…
何を見てもイライラが止まらない。
宅間が、いちばん憎んでいたのは
自分自身だろう。

宅間はこう言っている。
脳b「なりたくて、こんな人間になったんやない」

臨床心理士に対して最初、
敵対心を剥き出しにしていたが、
徐々に打ち解けるようになると
こんなことを言った。

プログラム「子供たちには何の罪もない。ホンマはな、
途中で“もうやったらイカン、やめなイカン”思って。 
そやけど勢いがあって止まらんかった。
誰かに後ろから羽交い絞めにされた時、
やっとこれで終われる、ってホッとしたんや」


この言葉は本心だろう。
生き方そもそも宅間は「快楽殺人者」ではなく。
また被害者を憎んでいたわけでもない。

過去に、数えきれない悪行を重ねているが、
犯歴に「子供への危害」は記録されていない。

宅間は執行前、拘置所の職員に
love「(妻に)ありがとう、って伝えてほしいねん」と
お願いしている。

この男は、一体、
どう育てるのが正解だったのだろう。
また、少年院に入れられた時、
どうすれば軌道修正させられたのか…





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  1. 2015/08/26(水) 20:00:00|
  2. あの騒動