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2015 秋のドラマ評 ~「生粋の俳優」以外を使う、ということ~

「お笑い系」起用しすぎ問題
半沢5
「日曜劇場」池井戸ドラマの配役は、
“生粋のテレビ俳優”じゃない人に
白羽の矢を立てることが多く。

『半沢』の時は
「舞台」系の人たちが活躍し。
ガウ12滝藤賢一、片岡愛之助らがブレイクした。

続く『ルーズヴェルトゲーム』では、
立川談春、石丸幹二が。

そして『下町ロケット』では、どうしたことか
お笑い系を大量採用。
ガウ19
「役者が本業でない人」ならではの
“味”というのは、確かにあろう。

しかしながら『下町』は
配役バランスがムチャクチャ。

下町10起用して正解だったのは、
ホンジャマカ・恵彰ぐらい。

その他は“普通”の役者で
よかったんじゃないか、と。

もうね。なんというか、
ガウ3宮崎アニメの
「プロの声優」起用しないことに
通じるイライラ感がね・・・

これは「ウマイ・ヘタ」の
話じゃないんですよ。

ロケット17「芸人」兼「役者」の人なら
まだいいんだけど。

ドラマ・映画に普段出ない人は、
何やっても“役の人”に見えないのよ。

「そのまんま東」は、
下町11何やったって「そのまんま東」だって!

どうがんばっても
今田耕司は
スーパー外科医には見えまへんがな。








吉川晃司は、なぜ起用されたのか。
ガウ21
吉川晃司が“ライバル役”…
というのを知った時。
プロデューサーは、なかなか
面白い人に目をつけたな、と。

俳優としての吉川晃司は、
ガウ20映画『レディ・ジョーカー』の刑事役を見た時
「おっ、いいな」と思うようになった。
なんか、独特で。

ただ『下町ロケット』で演じるのは
「大企業のエリート部長」じゃないですか。

ガウ25「吉川」自身とは真逆の生き方なので、
「ハマれるのかな?」という懸念はあった。

←吉川は数年前、
ミュージカルをやったこともあり。
もしかしたら、TVプロデューサーは
これ見て「スーツ姿、イケるんじゃないか」
ガウ8と思ったのかも。

ドラマでの“撮り方”も、
吉川のトレードマークである
「肩幅・逆三角形」が映えるように
意識してたみたいだし。

ガウ10吉川を起用した、いちばんの理由は
人間山脈・阿部ちゃんと対峙して、
体格的に見劣りしないからでは。

「ゴジラ対キングギドラ」的な
絵ヅラの強さね。

吉川b吉川の“芝居”について、
賛否両論みたいなこと、
言われておりますが。

なんだろう・・・
見ていて「うまい」とも「へた」とも
言い切れない奇妙な感じ。
ガウ7
言うなれば「パクチー」みたいなもん?

パクチー好きな人でもさ、
初めて食べた時から「美味い!」とは
ならなかったと思うんだよね。

吉川a「うまい」でも「まずい」でもない。
「なんなんだ、この味は?」と。


財前部長は
目から表情が読み取れないので、
「敵なのか、味方なのか」
ガウ26測りかねるところがある。

香川照之のような
「変幻自在な表情」とは真逆のスタイル。

でも結果的に、それがドラマの
いい味付けになったような。
財前3
善人だか悪人だか
よくわからないからこそ、
物語後半の
「全責任は私が取る!」という
侠気(おとこぎ)あふれる場面や、
社長を説得する場面が際立つのよ。
ガウ9
不思議と
吉川の「セリフ回し」が
杉良太郎の「時代劇」調と 
いい感じで呼応してたし。

あそこはもう、演出家が意図して
テリー「時代劇のつもりでやって下さい」と
指示したと思いますよ。


吉川の芝居は
「ヘタウマ」イラストの世界に
通ずるんだろうな、と。
テリー2
昔、サブカルチャーが
もてはやされた時代、
「ヘタウマ」なイラストが 世の中を
席巻しててね。湯村輝彦とか。

今でいうと、蛭子さんや
下町7空耳アワーの安西さんとかね。


吉川のスーツ姿がサマになってるので、
「渋くてカッコイイ」という声も多いようですが。

本当にカッコイイのは、
白髪の分け目の部分が薄くなってるのを
隠さないとこだと思う。



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  1. 2015/11/28(土) 20:00:00|
  2. ドラマ