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2015 秋のドラマ評 ~「あさ」と「はつ」、笑顔の約束~

あさ26
前衛的な「あさ」と、古風な「はつ」。

もし、主人公の「あさ」だけに
スポットを当ててたら、
ストーリーは単調になったかも。

あさ25対照的な姉妹の人生を描くことで、
厚みのある展開になっている。

「ダブルヒロイン」ということでいうと、
『あまちゃん』もそうだった。
「あき」と「ゆい」。

琴あの時、2人は
「太陽と月」に例えられました。

では、「あさ」と「はつ」も
「太陽と月」的なのか?というと。

やや、趣が違う気がする。
琴2
妹も姉も、どちらも「太陽」のような。
お互い、照らし合う関係。

姉は妹を見て笑顔になれるし、
妹も姉を見て笑顔になれる。

御守ドラマ全体に流れるのは、
「大切な人を笑顔にするために」的な
ニュアンス。

大阪に嫁ぐ日、2人は
母から同じ「お守り」を貰います。

御守2離れ離れになっても、この「お守り」を
見て、お互いに想いを馳せる。
「私は一人じゃないんだ」と。

だから「姉妹愛」ということでいえば
『アナと雪の女王』に通じるよね。
天真爛漫な妹と 苦悩する姉、という図式。





ねぇ、笑って。
変顔
いよいよ嫁ぐ日が迫り。
一人涙を流す「はつ」。

はつ「なんでか、時々
    涙が出てしまうだけや・・・」


変顔5

はつ「そやけどな。

   そんなときでも、
   あさと一緒にいたら、
   なんか自然と笑えてくる」

変顔2

あさ「お姉ちゃんが
   笑うてくれるんやったら、
   何でもするで。

   こんな顔でも、こーんな顔でも」

変顔4


はつ「やめてーな。笑うてしまう」








白蛇はんに直談判。
アサキタ48

常に能面のような
無表情の惣兵衛に、
あさは思い切って懇願します。


あさ惣兵1
あさ「お願いがございます。
   笑うていただけませんか?

   いっぺんでもニコリと
   姉に笑うてくれたら・・・
   どんなに気ぃが楽になるかと思って」

あさ惣兵2
しかし惣兵衛は、取りつくシマもなく。
「はつ」のことを
「辛気臭い女」とまで言い。

当時としては、年下女が意見するなど
超生意気なことだったのでしょう。





最後の取り組み。
相撲1
婚礼の日が迫り。

「あさ」は、女中の「うめ」とも
お別れすることに。

2人は最後の相撲を取ります。
相撲2
あさ「なんで!
   なんで笑うてくれへんのどす!」


わかってくれない惣兵衛や、
「決められた結婚」に対する不満が爆発。

相撲3


あさ「お姉ちゃんをよろしゅうな!」







いちばん大事なこと。
あさきた42


同じ大阪に嫁いでいく2人。



姉妹
あさ「つらいことがあったら、
   助け合おうな。

   ウチなんか、お姉ちゃんを
   笑かすことしかできへんけど」


姉妹2


はつ「それがいちばん大事や」








井の中の蛙。
井の中
家に軟禁状態の「はつ」。

外の世界では
大きな変化が渦巻いてるのに
その様子さえもわからず。

井の中2


手には、
あさとお揃いのお守りが。


井の中3

はつ「あさ。どないしよ・・・・

    ウチ、もう笑われへん・・・」







妹からのエール。
への
あさは町で偶然、
姉のお付きの女中「ふゆ」と会い。

山王寺屋の商売が傾きかけており、
姉が大変な状況であることを知る。

への2

手ぬぐいに、
姉宛ての文(ふみ)をしたため
「ふゆ」に託すのであります。




    ↓
への3
しかし、その文が
姑に見つかりそうになり。

「ふゆ」は思わず古井戸に
投げ入れてしまいます。



    ↓
への4

あさ「なんであんなん、書いたんやろ・・・」

家に戻ったあさは「もっと他に
いいことを書けばよかった」と後悔。



    ↓
への5
「あさ」の文を読もうとし
古井戸に落ちてしまった「はつ」。

はつ「どない ええこと、
   書いてくれたんかと思たら…アホらし」


への6


まさかの
「へのへのもへじ」www


への7


 わ ろ て ね



への8


はつ「この家に来て、
    声出して笑うたの初めてや」



への10

「はつ」を助けに降りてきた惣兵衛。

「よかった!死んだか思た・・・」    

はつ「旦那様・・・」
への11



はつ「これ、ちょっと
     旦那様に似てはるわ」



への12

あさの 
しょーもない「文」が、
はつと惣兵衛の
距離をグッと縮めたのであります。

への13


はつ「あさ・・・おおきに」







姉からの頼み。
臨月
女中の「ふゆ」を、
この家で働かせてあげてほしいと
頼みにきた「はつ」。

快く引き受ける「あさ」。

臨月3
あさ「おおきに。

  なんかもう…どないにも
  笑われへん気分やったんだすけど。
  お姉ちゃんが
  来てくれはったおかげで笑えました」

臨月2
あさの「笑えない気分」とは、
まだ跡継ぎを産めてないため、
「妾の囲い話」が持ち上がっていること。

今のあさにとっては、
身重の姉がまぶしく見えるのであります。





白蛇はんの初笑顔。
惣笑
夜逃げし、お百姓をしながら
生計を立てている山王寺屋。

山道で 新次郎に出くわし。


惣笑2「明治維新」後も
加野屋は潰れることなく
やっていけてることを知ると・・・

「それなら今度、
  酒など馳走してもらわんとな!」




惣笑1
いつかはね、
「はつ」が白蛇はんの冷たい心を溶かし、
笑顔にする日が来るのだろう…
と思っておりましたが。

この“タイミング”で、
惣笑7「白蛇はんの初笑顔」を
見せるのか、とww

いやー、
このシナリオには参りました。

“フツーの脚本”ならね、
惣笑4「はつに対して笑顔を見せる」
…とするでしょうよ。
「今まで、すまんかったな」
みたいな感じで。

その場面をあえて“端折る”とは、
なんという
惣笑5お洒落な脚本を書かれるのか、と。


惣兵衛さんて、意外と
卑屈なタイプではなかったね。

惣兵衛さんの父は
惣笑8新次郎に会った瞬間、
ダーッと走って逃げてしまったけど。

あれ、落ちぶれた姿を見られるのが
耐えられなかったと思うんだよね。

フツー、そうだと思うよ。
惣笑3
お互い、大阪トップの両替屋だったのに。
明治維新によって、
天と地ほどの差がついてしまって・・・







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  1. 2015/12/01(火) 20:00:00|
  2. ドラマ