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2015秋のドラマ評  ~「お家を守る」ということ~

お家6
『あさが来た』の中で、度々
出てくる言葉があります。

「お家を守る」

「あさ」と「はつ」が嫁ぐ前、
お家1父はこう言います。
        ↓
忠嗣「ドーンと腹すえて家守るのは、
   おなごの大事なつとめや。
   二人ともしっかりお家を守れ。
   帰ってくるなよ」


加野屋「あさ」のモデルである、広岡浅子は
「戻ってきたら尼にする」とまで言われたそうな。

浅子としても、相当の覚悟があり。

浅子「一旦 親と約束したものを背くは
   子たるものの道ではない。断じて帰らぬ」

お家3
ものすごい不退転の決意だすなぁ。

とはいえ、江戸~明治時代の
「離縁」って、意外と多かったらしいです。

「あさ」と「はつ」の場合、
お家4庶民といっても代々続く豪商。
「武家の娘」ぐらいの感覚だったのでは。

「お家を守る」とは、
ご先祖様から受け継いできた“暖簾”を、
絶やしてはならぬ。商売を繁盛させ
子孫へリレーしていくのだ、と。
お家7
現代人にとっては、なかなか
理解しにくい世界ではありましょうが…

今でいえば、
老舗旅館に嫁いだ若女将・・・
みたいな感じでしょうか。
お家5
旦那様を、内助の功で
サポートすることもそうですが。

いちばん求められたのは、
跡継ぎを産むことでしょう。

お家9当時の跡継ぎとは、
言わずもがな「男子」であり・・・

そういった
プレッシャーもあったか、と。







はつの覚悟。
覚悟
直前になっても
「嫁入り」が実感できないあさは、
冗談めかして
姉に「駆け落ちせぇへん?」と
持ちかける。

覚悟2
はつ「ウチにはこの道しかない。
   お父はんとお母はんが
   選んでくれはった この道を
   大事に進む。
   後悔なんか せぇへん」






母の想い。
御守


「やらかい心を忘れんと、
  ええお嫁さんになるんやで」



お家2

あさ「ドーンと
    お家を守ります」








あさの覚悟。
覚悟3
嫁に来ても
なかなか落ち着かないあさに、
正吉は
「ホントは京都に
帰りたいんやないのか?」と問う。

覚悟2

あさ「ウチは一生、
   加野屋をお守りしたいんだす」









Why!?大阪ズ・ピープル!
両替
あさは
「両替のことを何にも知らんと、
お家守るのは無理なことや」と主張。

あさの「なんで?」攻撃に
大番頭はん、ギブアップ気味。
両替3


蔵に金はないが、
貸付の証文はある。


両替2
あさ「なんで、この
   金でも銀でもない
   ヒラヒラの紙を
   信用できるんだすか?」





回収


借金回収のため
大名屋敷に乗り込む「あさ」。


回収2

何度も
門前払いを食らいながらも、
粘って粘って、ついに返済に
応じさせるのであります。





相手が新選組であろうと。
新選1

夜分、新選組がやってきて。

幕府再興のため
「400両、用立てせよ」と。

新選2
返済について
不審に感じたあさ。

すると「新選組が信用できぬのか」と
刀に手をかけ、圧をかけてくる。

新選3
あさ「刀と信用は真逆のもんだす!
   ウチはお金返してくれますか、
   って聞いてるだけだす!

   ウチはこの家の嫁です。
   この家守ることが
新選4   嫁のウチのつとめだす!」



土方歳三は、
あさの胆の据わった対応に
感心し、返済を約束。





はつのゆらぎ。
hatsu1
両親の言う通り、
「お家を守るおなご」としての
教育を受けてきた「はつ」。

が、時代の波に飲まれ
山王寺屋は衰退していき・・・
hatsu2
自分の存在意義を見失っていく。

はつ「それでは
    アカンやったんやろか…」







この身にかえても。
お家17

「夜逃げ」という屈辱に
菊は「はつ」に八つ当たり。

「疫病神!」と罵る。

お家18

惣兵衛「疫病神は お前やー!」


母に対する鬱憤がたまっていた
惣兵衛が、ついにキレ・・・
お家3


包丁を手にした惣兵衛を
「はつ」が身をていして止める。


お家20

はつ「やっとウチにも、
    お家を守ることができました…」








はつの意地。
お家15
姉を心配し、度々
様子を見に来る「あさ」。

文(ふみ)を出すお金もない「はつ」は、
両親への言伝を妹に頼む。

お家16

はつ「“はつ”は元気や。

   お家を守ろうと気張ってる、って」






姑の計画。
妾1
「新次郎」と「あさ」が夫婦になって
何年も経つのに。

いまだ、子供ができないことに
業を煮やした「よの」。

妾2「妾を囲ってはどうか」と画策。


よの「跡取り作るより大事なこと、
    おますかいな」



妾3
「はつ」が、加野屋で
出産したことで。

姑としては、ますます
「跡取り」への思いが強くなる。

妾4「はつさんがウチの嫁だったらなぁ」と。

「あさ」としても、
跡取りの重要性は承知しており。

しかしながら、今は
新しい商売「炭鉱」に力を注がねばならず・・・




あさの決断。
妾5


あさ「お家のため、
   お妾さん囲っておくれやす!」




境内
そうは言ったものの、本心はNO。


あさ「お願いだから
   お妾さんは、囲わんといてやす!」


境内2

「あなたの
  かわりになるような おなごが、
  おりますかいな」



境内3

「あさほど、
  心の中が女らしいおなご・・・
  ワテは知らん」






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  1. 2015/12/02(水) 20:00:00|
  2. ドラマ