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[とと姉ちゃん] ~イッツ・ア・スモール・ワールド~

本当の幸せは、ささやかな所に宿る。
姉26
常子の目標は
「妹を嫁に出すこと」
そして「家を建てること」。

それは
父親代わり「とと姉」としての
姉9“使命感”であって。
「小橋常子」という、
一人の女性としての目標ではない。

常子自身は、何をしたいのか、
どう生きたいのか…というのがない状態。

姉29そのため、視聴者側からすると
この物語がどこへ向かおうとしてるのか、
判然とせず。

常子に「目的地」がないから、
個々のエピソードが
積み重なっていく感じがしないのだ。
姉31
が、卒業直前、東堂先生(片桐はいり)が
常子の中の“何か”を目覚めさせる。

東堂先生は、
手製のブックカバーを
愛読書に付けていて。
姉30これなら本が汚れないし、
「見た目」的にも美しい、と。

東堂「ささやかですが、こうした心掛けが
   小さな幸せを生むと私は思っています」


姉32この言葉が、常子の琴線に触れ。

常子「私もそんなふうに、
   ささやかな心がけを大切にし て、
   小さな幸せを見いだせるような人に
   なりたいと思います」


「ささやかだけれど大切なこと」
姉33これこそが
常子の「座右の銘」であり、
小橋三姉妹で作る「雑誌」
コンセプトのモトになるはず。

実は「ささやかな気遣い」というのを
常子は、ずっとしていた子だった。
姉42
これまでの様々なエピソードは、
それぞれ
関連性がないように見えて。
実は、後の『暮しの手帖』作りに
活かされていく、というね。

姉38森田屋で身につけた「料理の腕」も、
二女・鞠子の「文章力」も、
三女・美子の「編み物上手」も、
間違いなく
『暮しの手帖』に反映されるだろう。

姉39ドラマの中では描かれてないが、
鞠子の「文学好き」と
美子の「編み物上手」は
母・君子(木村多江)の“DNA”だと思う。

だって、
君子のモデルとなった「久子」は、
美術学校で
かか「裁縫」と「国文学」を学んでるもの。

そして父・竹蔵(西島秀俊)は
「家訓」を設け
「日々を丁寧に暮らすことが一番大切なこと」
という考えを
子どもたちに伝えようとした人だった。

父の“DNA”は確実に、
常子の中で息づいている。



なお「暮しの手帖」創刊号では、このような言葉がある。
   ↓
手帖

この中の どれか 一つ二つは
すぐ今日 あなたの暮しに役立ち
せめて どれか もう一つ二つは
すぐには役に立たないように見えても
やがて こころの底ふかく沈んで 
いつか あなたの暮し方を変えてしまう
そんなふうな
これは あなたの暮しの手帖です


これは常子のモデルとなった
「大橋鎮子」ではなく、
共同編集者の花森安治の言葉。
花森安治は唐沢寿明が演じる。
かなり奇抜なキャラになりそう。



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  1. 2016/06/16(木) 20:00:00|
  2. ドラマ