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【逃げ恥】 ~地味と上品~

平成の小津ムービー。
小津2
平匡の「楽しみ」は
餌付けした文鳥を
眺めること。

みくりと2人で眺めてる
そのサマは、まるで
小津3長年連れ添った老夫婦のよう。

みくりは、平成生まれだけど
「今どきの若いコ」感は皆無。

自ら「中身は老けている」と言っており。
小津6「都会のキラキラより、
渋い方が落ち着いてて好き」だ、と。

平匡は「非モテ系」であるけれど。
清潔感があって。

『逃げ恥』には、どこからし、
小津安二郎の映画のような
小津10たたずまいがある。

平匡もみくりも、キャラが上品でしょ。

姿勢がよく、「正座」の場面が多い。

平匡が温泉で湯あたりした時、
小津9みくりが団扇で仰いであげる場面があって。
「いつの時代だよ!」とww

でも、あれって
みくりが足を崩してたら
「絵」にならなかったと思うんだよね。

小津7で、2人の上品さをいちばん
表してるのが「言葉使い」。

常に「丁寧語」。
どんな場面であっても、
「汚い言葉」「タメグチ」が
出てこない。
こっちの2
みくりが、後ろから抱きつく場面で
「ウソです!」と言い。
あれが「ウソだよ!」だったら、
趣が全然違ってくると思う。

また、みくりが
二度目3「2度目のキスは、ないのかしら…」
と思う場面があり。
あれが「ないのかな…」だと、
やっぱり違う。

今どき「~かしら」という
言葉使いをする女性が
小津13どれくらい、いるのか知りませんが。
きれいな日本語は
聞き心地がいいものだなぁ、と。


2人は
小津11「みくりさん」「平匡さん」と
呼び合っており。
それは
「他人行儀」というのではなく。
お互いを「尊重し合ってる」感がある。

最終回の後、あれから
小津1210年経っても20年経っても、
それは変わらないだろう。

ちなみの、みくりの両親は
「桜さん」「栃男さん」と呼び合っている。







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  1. 2017/01/22(日) 20:00:00|
  2. ドラマ