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2017冬のドラマ評 ~裏テーマは「女の嫉妬」~

娘やめて37
『娘をやめていいですか?』の
シナリオが巧妙なのは、
随所に
「女の嫉妬」を混入させているところ。

娘やめて38「あなたが幸せになってもいい。
でも私より幸せにならないで」的な。

思えば「男の敵は男」
という言葉は聞いたことがない。

げに恐ろしきは、女の情念なり・・・




私って、都合のいい女だったの?
娘やめて42
壇蜜は、
美月(波瑠)のカレシ・松島(柳楽優弥)の
同僚「真紀」役。

2人の会話の中で、かつて
「男女の仲」だったのがわかる。
娘やめて36今は、仕事だけの関係性。

で、松島が美月と
結婚を前提として付き合い始めると。

そこでカチンと来る。
あのコとは本気で、
私は遊びだったのかよ、と。
母娘10
母子に翻弄される松島をみかね、
真紀は顕子(斉藤由貴)に
「カレを振り回すな」と進言。

事態をややこしくしてしまう。




教師と生徒の「親子関係」格差
母娘16
礼美(石井杏奈)は、
美月のクラスの生徒。

母子家庭で経済的に苦しく。
母との関係は最悪。

娘やめて44美月は、問題児である礼美を
気に掛けているのだが、思いは通じず。

礼美は、美月んちの
「なかよし母娘」っぷりについて
冷やかに見ており。

娘やめて43その裏には、「ウチとは真逆だな…」
という、羨ましい感情もあるのだろう。

また、母親に対し
拒否できない美月に
イラついている。
「親離れしろよ」と。




親友と三角関係
娘やめて29
顕子の親友・文恵(麻生祐未)。

親友、といっても
2人は学生時代、同じ男性を
好きになったことがあり。

母娘12で、文恵は、その男性と結婚するも、
後に離婚。
あとは、ずっと独身でいる。

文恵は、
顕子の「娘への執着」を危惧。
そのことについて
娘やめて30顕子の夫に相談したりするのだが…

心配してるのはホントだろう。

しかしながら、顕子の
「主婦として、母として、
幸せを手に入れた」ことに対する
母娘7ジェラシーめたいものが、
潜在意識にあったのでは。

顕子んちは新築の家を建て。
娘は立派に育ち、
結婚相手も見つかり…
娘やめて22
一方、自分は、
身寄りのない独身アラフィフ。

「自立した女」として
生きているものの。そこは
やり場のない虚無感があるのでは。






最愛の娘にライバル心?
娘やめて40
美月と松島が付き合うのを
後押ししたのは、顕子だった。

松島は、顕子の
「お眼鏡」にかなったのだ。
「結婚相手」として認める、と。
娘やめて31
しかし、いざ2人が親密になると、
心境に変化が。

「娘を取られてしまう」的な。
「ママとカレ、どっちが大事なの?」と。

娘やめて33当初は「松島へのジェラシー」
のように見えたが。

その奥底にあったのは
「娘への妬み」だった。

母娘11自分は本当に好きな人と結婚できず。
手を打って、“安パイ”な男と結婚。

で、自分の娘は「本当に好きな人」と
一緒になろうとしており。
その男も、しっかり守ろうとしている。

娘やめて26「いいなぁ…私も、あんなふうに
男の人から愛されたかったなぁ…」と。

「娘から、男を取るんじゃないか?」的な
行動に出るなど、異常性が加速していく。

最終回では、まぁ、それなりに
娘やめて18「丸く収まった」けれど。

現実社会の「母娘」確執に、
出口は無さそうな気がする。







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  1. 2017/03/26(日) 20:00:00|
  2. ドラマ