ざっくり箱

テレビ・芸能・映画など エンタメ系情報をメインにお届けします。

懐古ネタCM [昭和は近くになりにけり]

懐古1近頃、復刻版商品がいろんなジャンルに現れてます。
“復刻版”商法というのは昔からありましたが、
今の流れはちょっとしたブームといえるほど。
CMの世界でも「復刻モノ」が年々、増加。
昔のCMのリメイク、人気アニメのパロディや
替え歌…またアーカイブ的な映像を使ったり。
そんな中、元ネタが古すぎて「ターゲットに
懐古2どう伝わってるのだろう?」と疑問に感じるCMが多く。
「世代による、受け止め方の格差」を、
きちんと認識したうえで企画してんのかなぁ、と。
「今どきのジェネレーションギャップ」って、
けっこう複雑。一概に「古いから知らない」とは、
ならないからです。
生まれる前のアニメ・映画であってもDVDで知ったり。
また懐メロにしても、親の影響、ネット動画、
カバー曲によって知ったり。ともかく「認知のされ方」が、
ややこしい。作り手は、昭和時代のネタを使う際、
マーケティングに反映されない“リアル・データ”を
意識して作らないと大コケすると思います。



懐古68「月曜から夜ふかし」にて。
「世代的にどのAV女優がストライク?」
という話になり、マツコが「黒木香さん、
わかるでしょ?」と聞くが、関ジャニ・村上は
全くわからず。
マツコは「10歳違うと、わからないか…」と
ジェネレーションギャップを痛感。
懐古3








懐古4
「火曜曲」にて。

懐古5

徳永がデビューした時、
AKBも他のゲスト
(西野カナ、NYC)も生まれておらず。

懐古6

昔の歌番組の話題になり。

懐古7
江角は「カセットレコーダーを
テレビの前に置き、
雑音が入らないよう注意しながら
録音していた」と。

懐古8

その話に乗っかる中居。

懐古9
しかし若い連中は
「昭和あるある」についていけず、
キョトン状態。
そりゃ、ダウンロード世代にしてみりゃ、
化石チックな話だろうて。






懐古10「ソルマック」のCMに「ド根性ガエル」を起用。
これは7、8年ぐらい前かな。

主人公・ヒロシはサラリーマンに
なっておりました。
「ターゲットが、子供のころ親しんでいた
アニメを使う」というスタイルの“はしり”と
言っていいかも。トヨタの「ドラえもん」は、
この流れを汲んでると思います。






懐古11
23前のCMをリメイクした
キッコーマン醤油(2009年)。
明石家さんまが「♪幸せって何だっけ、
何だっけ~」と歌うシンプルな演出。
当時、評判になりましたが、
リメイク版は特に話題にならず。
懐古12











懐古13目薬「サンテFX」のCM(2011)。
織田裕二が15年ぶりに
「キターッ!」と叫んでおりました。
山本高広がいなかったら、この企画自体、
存在しなかったはず。いい加減、
「公認」にしてあげればいいのに。
懐古14











懐古15
昨年、30周年を迎えた「タフマン」。

80年代、イメージキャラクターを
つとめた伊藤四朗を再度、起用しました。

懐古16











懐古17


「6代目・なっちゃん」に
桜庭ななみを起用したやつ。


懐古18バスの運転手は、ウィッキーさん。
「朝なっちゃん」→「グッドモーニング」→
「ワンポイント英会話のウィッキーさん」
という、こじつけ的キャスティング。
平成生まれの子たちが、
ウィッキーさんをどんだけ認知してんだか。








懐古19
ドラマ「Mother」でブレイクした
愛菜ちゃんを
すかさず起用したハナマルキ。
「おかーさーん」と叫ぶCM(1968)を
リメイクしたもの。あまりに昔過ぎる。
懐古20











懐古21昨年のミスドのCM。
1984年のヒット曲「二人の愛ランド」の
替え歌をうたうChage&リーサ。
「チャゲ」じゃなくて「Chage」かいな。
めんどくせーな。
一応、夏の定番ソングだけど、
1989年生まれの仲さん、知ってただろうか。





懐古22「リゲイン」の「勇気のしるし」の
替え歌つくろうキャンペーン。
24年前(バブル期)のネタを持ち出すのは、
どうなんでしょうねぇ。あの頃はシャレで
「24時間、戦エマスカ」みたいな感じだったのですが。
懐古23
リゲインの「戦うサラリーマン」シリーズは、
二代目・本木雅弘、三代目・佐藤浩市。

うーん、時任三郎しか印象に残ってません。






懐古25永谷園「おとなのふりかけ」。
子供が夜、リビングをのぞくと両親が
仲睦まじく「おとなのふりかけ」を食べてて。
「のけ者にされてる」感から、子供が憤慨する、
というやつです。これは22年前のCMのリメイク。
懐古26

初代の子役の方がうまかった
(というか、味があったなぁ、この子)。








懐古27「一休さん」の主題歌を替え歌にした
三ツ矢サイダー。「好き、好き、好き…」の
ところを「透き、透き、透き…透き通る」に
変えてます。大ヒットアニメではありますが
30年前の作品。このCMに出てる上戸彩が
知らなくても不思議ではありません。
なお来月、特番ドラマ「一休さん」が
放送されるそうで。演じるのは福くん。




懐古2930年前の「三年目の浮気」の替え歌。

「学割」がテーマだけど、料金を
払うのは親なので、まぁ、
これはこれでありなのかな、と。






懐古30「かけめぐる青春」を替え歌にした
ダイハツ「エコカー免税」のCM。
「ビューティペア」のところを
「デューティフリー」に変えてます。
この歌は70年代、女子プロレスブームを
巻き押したビューティ・ペアのヒット曲。
おそらく「元ネタがわからなくてもいい」と
いうスタンスで作ってるのでは。
懐古31
もうひとつのバージョン
「エコカー補助金7万円」には、
ウルトラセブンの主題歌をあててます。
歌い出しの「セブン、セブン…」をそのまま流用。






懐古28缶コーヒー「ルーツ」。

CMの終わり際「宇宙戦艦ヤマト」の
挿入歌らしきサウンドが。
女性の声で「ア~ア~~♪」ってやつ。
ほんの1、2秒ですが。






懐古32
サントリー黒烏龍茶の「笑ゥせぇるすまん」。

アニメではなく、コミックの方を使ったのは
大正解だと思います。
懐古33









懐古34
アニメ「キャプテン翼」オープニングの実写・再現モノ。

ストライクな世代は
30代半ば~40代半ばあたりでしょうか。

懐古35

見てなかった人には、
なぜオードリー・若林が起用されてるのか、
さっぱりでしょう。





懐古36フランス版「男はつらいよ」。
経緯としては「オランジーナは
フランスの国民的炭酸」→「日本で、
国民的映画といえば『男はつらいよ』」
ということかな、と。
けど、どうなんでしょう。『男はつらいよ』を
“ちゃんと”見たことある人、どれだけいるのか。
年配になるほど認知度が高いとは思いますが、
懐古37ターゲットが「男はつらいよ」世代とは思えません。
あと、若年層はリチャード・ギアを
知ってるのでしょうか?








懐古38

「8時だヨ、全員集合」の映像を使った
「温泉旅行キャンペーン」のCM。

懐古39
合成としてはよく出来てると思うのですが
「驚き」がありません。
世間はCG慣れしてるので「特撮的なことで
インパクトを与えよう」というのは、
もう無理なんじゃないでしょうか。






懐古40「ヒゲのイラスト」がトレードマークの
ニッカウヰスキー。
この商品、ずっとあったのに
CMにすると、なんか復刻版ぽく見えます。
ニッカのCM自体、ものすごく久々だったので。
懐古41









懐古42「巨人の星」はこれまでも度々、
広告に使われてきました。なので、
今さらCMに使ってもインパクトは
ないでしょう。というか、このCM自体、
面白くともなんともない。とりあえず
「巨人の星」は“ネタ”としては
終わってると思います。
懐古44

ニッセキの「巨人の星」


懐古45


ダイハツの「巨人の星」


懐古46


キリンレモンの「巨人の星」


懐古47


タウンページの「巨人の星」






懐古48キリンのコーラに「あしたのジョー」を起用。
こちらも上記の「巨人の星」と同様、
ネタとしての鮮度はゼロに等しい。
「ヨダレたらしてる白木葉子」とか、
やりすぎ。作り手のセンスの無さがよくわかるCMです。






懐古57不朽の名作といわれる「ローマの休日」を再現。

とても、丁寧に作りこまれてるのですが、
その「こだわり」が果たして
どれだけ届いてるのか…。
懐古58



懐古59









懐古50昨年までは社会人向けのCMをやっていた「カロリーメイト」。
ターゲットを学生に切り替えたようです。
BGMは、70年代の「学園天国」をリアレンジしたもの。
よくカバーされてるので、若年層の認知度は、
まぁまぁ高いと思います。
懐古52しかし男の子が、フィンガー5のアキラのような
サングラスをしてる意図は、
どう考えても伝わってないでしょう。
なお、自転車を飛ばしジャンプするシーンは、
そのうち「CM上の演出です。真似しないで
ください」というキャプションが入るかも。
懐古53

一瞬だけ写る有村架純。もっと写せよ。



懐古54










懐古55

11年ぶりに
ドコモのCMに登場した広末涼子。

懐古56

ブレイクのきっかけとなったポケベルのCM。










懐古49このCMには「まさか、石橋を起用するメーカーが
現れようとは…」という“特殊”なインパクトが
あります。いや、もうホント、びっくり。
石橋の嫌われ度、ダーティ感というのは相当、
高いと思うんですが…。
あと、石橋の「起用のされ方」が昔のまんま、
というのにも、びっくりです。いわゆる
「アニキな石橋」「先輩的な石橋」というやつ。
とんねるずがブレイクしたのは「新人類」が
流行語だった時代。その勢いはすさまじく
「今どきの若者の代表」感、そして
「若者たちのアニキ」感がありました。これは
同世代のダウンタウン、ウンナンにはなく、
とんねるずにだけあったものです。
が、だからといって、昔のイメージのまま起用しても、
全然ハマりません。ひたすら違和感。
別に肌きれいじゃないし。それと、
芝居があまりにヘタすぎて見ててツラくなってきます。


懐古60

60周年を迎えた永谷園の
アーカイブCM。

懐古61


懐古62









懐古63
古い映画・ドラマの中の「ビールの場面」をつむぎ
「日本の成長は、ビールとともにあった」というCM。

言わんとすることはわかりますが
「昔はよかった」的なのは、どうなんでしょうねぇ。

























懐古64サントリーは「伊右衛門」でも同じような演出をしてます。

「ごはんがおいしいお茶」ということで、
昔の映画、ドラマ、アニメの
「ごはんを食べるシーン」をつないでます。
言っちゃなんだけど、別にお茶とか、
そこまでこだわってないし。
懐古65




懐古66





懐古67








【関連記事】
「ジェネレーションギャップ」と書いて「老害」と読む。

あなたが思い浮かべる「仮面ライダー」と、私が思い浮かべる「仮面ライダー」は同じだろうか。

テレビが、若い世代を切り捨て始めた。





スポンサーサイト

テーマ:CM - ジャンル:テレビ・ラジオ

  1. 2012/05/23(水) 22:30:00|
  2. CM