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なるほど・ザ・words [阿部 寛 ~子を持って知る、父の気持ち~]

あべ

子供がどうしても寝てくれない時ってあるじゃないですか。
しょうがないから、車のベビーシートに乗せて運転して。
帰ってきて降ろすと、また泣き出して。また車に乗せて。
「環七、何周してんだろう、俺…」みたいな。
その時に
「あ、子供を育てるというのは、こういうことなんだな」って。

自分が中学ぐらいの頃から、親父やお袋に生意気なこと、言ってきたけど。
「これだけ自分は愛されてたんだな」っていう。
もう、手遅れかもしれないですけど、思うわけですよ。
いろんな勉強を子供からさせてもらえるっていう。
40過ぎて、こんなに育つとは思わなかったですけど。

小5の時、市民プール行った時にね、子供たちは
10時間ぐらい遊んでるのに、親父は一人で寡黙に待っててくれたりとか。
そういうのが全部、愛おしく思えてきたりとか。

お袋は8年前に亡くなって。親父は80いくつだから。
(今のうちに)自分の家族の歴史みたいなのを喋っとかないと、
もう喋る機会がないって…最近、思い始めてる親父がいるんですよね。
「お母さんとは、こう出会った」とか。
川崎が父方の実家があった場所なんで「近いから、親父、行ってみようよ」と。
車で一緒に行ったんですよ。そしたら子供みたいに戻って
「昔は、ここに何があって、ここに何があって」…
結婚した教会行ってみて。親父、インターホン押して。
閉まってるんですけど、何回もピンポン、ピンポンって押して。
そういう親父の姿っていうのは…すごく切なく愛しく思えましたけどね。

果たして自分の子供は、
自分に対してもそういうふうに、いつ思うんだろうな、って。


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  1. 2013/06/15(土) 18:01:00|
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