ざっくり箱

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「有吉反省会」は、なぜうまくいってるのか。

反省1特番で好評だったものを
レギュラー番組にしたり、深夜枠で
高視聴率なものをゴールデンに
格上げする…って、どーなんですかね。
うまくいったのより
潰れたケースのほうが多いでしょ。
ていうか「うまくいった番組」とか、
反省2あったっけ。 

そんなもんだから
「有吉反省会」レギュラー化についても、
最初「おいおい、やめてくれよ~」と思った。
けど「30分」「深夜枠」と知ってホッとした。
小出しにするのなら、
反省3やっていけるかな、と。
実際、予想以上に視聴率がいい。
いきなり10%超えを連発してるし。

「反省人」が後ろの席に待機してるけど、
あれで2本撮り、3本撮りだな、というのが
見てとれる。そのへんのチープな感じも、
無名12なんかいい。
「予告」の役割も果たしてるし。視聴者は
「あ、来週はあの人が出るんだな」とか
「誰だ?あれは?」となるんでね。






成功ポイント①[有吉の控えめスタンス]
反省7「ロンハー」で“有吉先生の進路相談”
というのがある。行き詰ったタレントに
厳しくダメ出しをする、というやつ。
これはこれで面白いんだけど、もし
「有吉反省会」でも、同じトーンで
やったら、見ててシンドくなると思う。
反省4「有吉先生」は、たまにやるから
いいんであって。毎週だとキツイ。

で、「有吉反省会」での有吉はというと、
かなり物腰が柔らかい。
その理由は、やっぱ先輩芸人や
大御所タレントが来ることがあるからだろう。
反省5
でも、相手によって態度が極端に変わる
ことはなく。無名のグラドルや後輩で
あっても基本、丁寧な口調で対応している。
そのへんの立ち回りを見て
「長続きするかも」と思った。




成功ポイント②[見届け人を活かしている]
見届け1毎回「見届け人」が3人登場します。
男芸人・女芸人・識者というバランス。

「見届け人」というパネラーの設置は、
ひな壇バラエティーの定番なんだけど、
「有吉反省会」は見届け人のチョイスが絶妙。
みんな、実にいい仕事をする。
見届け6中でも、バカリズムの打点王っぷりはすごい。

あと、他の番組では穏やかな斎藤先生が
意外とグイグイ行ったり。その割には
言い返される率が高いwww

有吉は、この番組では司令塔的な
見届け8役回りに徹してるように見える。
自分でツッこむことは極力控え、
見届け人にまかせる、と。
自分で点を取れるところでも、
見届け人にパスを出す感じ。
見届け3


見届け4



見届け5









成功ポイント➂[番宣出演ナシ]
無名1近年のバラエティーや情報番組は、
必ずと言っていいほど
「番宣」がらみの出演がある。

が、「有吉反省会」では
「番宣」要素を完全に排除している。
無名2日テレが意図的に
「このコ、面白いから売り出そう」
…って感じでブッキングしたケースは
あるだろうけど。
ドラマ・映画・出版・CDリリース…
といった関係での出演は見当たらない。
無名3今のテレビ制作事情で、これは
なかなかすごいことのような気がする。

でもって、出てくる人といったら、
無名のグラドル、B級タレント、
かつて一世を風靡した人…などがほとんど。
無名4誰ひとり“数字”を持ってない、というねwww
この場末な感じがたまらない。

とはいえ「インパクトのあるネタ」を
保有してる人ばかり。
ある意味、ホントに中身で
勝負してる番組と言えるかも。
無名6実際「有吉反省会」出演がきっかけで、
注目されるようになった人、多いし。

今や「反省会」というより
「新キャラ発掘会」みたいになってる。

無名5




無名8



無名9



無名10



無名11










成功ポイント④[反省内容がしょーもない]
反省8「反省会」と銘打ちながらも、
ホントに反省しなきゃならないような
内容ではなく。そして、その
「反省ポイント」の目のつけどころがユニーク。
ネットでも発掘されてないような
ネタを見つけてくる。
反省10おそらく制作陣は
芸能人ブログ、著名人ブログを
くまなくチェックし
「何か反省ポイントはないか?」と
日々、探してそう。

反省内容をまとめたVTRも面白い。
反省12これは演出家と放送作家の勝利でしょう。
VTRのセンスのよさは
「月曜から夜ふかし」に通ずるものがある。






反省13ビビる大木の
「一度着た衣裳は二度と着ない」
とか、くだらなすぎて笑った。
「いつもチェック柄の衣裳」
という印象はあったけど、
まさか“一期一会”とは…。
反省14すべてオーダーメイド。
専属のスタイリストが作っており。
で、保管はスタイリストに
押し付けてるという鬼畜っぷり。





反省17棋士の高橋九段が
ガチすぎるアニメ・オタクだった、と。

私、将棋の世界はさっぱりなので、
初めてこの人のことを知った。
反省18
←将棋番組の解説中、
アニメについて
熱く語り始めた時は笑った。





反省15個人的に、いちばんウケたのが
「景気回復応援」をコンセプトにした
地下アイドルグループ。
日経平均の上昇に応じてスカート丈が
短くなる、と。で、民主党政権の頃は
問題なかったんだけど、
アベノミクスによって予想外に株価が上昇。
反省16これ以上短くしようがないところまで
来てしまった、とwww

最終的に、しょうがなくパンツ一丁(水着)
になってた。やっぱ、こういう
台本では作れない話は面白いと思った。




成功ポイント⑤[ナレーターが近藤サト]
反省20VTRのナレーションは近藤サト。
この人、こういうのも
やれるんだなぁ、と。
かなり低い声でしゃべってるので、
気付いてない人、多いかも。





成功ポイント⑥[反省人が、反省しない]
no反省1「有吉反省会」と「アウトデラックス」は、
構造的に似てると思う。
ただ決定的に違うところがあって。
「有吉反省会」の人たちは
“渋々、出演してる”感があるのに対し
「アウトデラックス」の人たちは、
「ほら、私って変わってるでしょ」と
no反省2自己主張してくる。
それって、自分で
天然アピールするコと一緒でしょ。
だから「アウトデラックス」って
全般的にあざとさを感じるのよね。
やっぱ“葛藤のないアウト”って
つまんないのよ。
no反省3
一方「有吉反省会」では
「それ、ダメでしょ?」と指摘しても、
反省人が、納得いかない顔してんだよね。
そもそも「反省文」は
番組側が用意したものだし。
「こういう反省内容で出てくれませんか」
no反省8…という流れで出演してるのが見て取れる。
ここの“引っ張り出された”感が、
けっこう大事。「アウトデラックス」とは
「てらい」の度合いが違うのです。

もちろん「有吉反省会」でも、
出演オファーをチャンスと
no反省6捉えてる人もいる。で、やっぱり
そういう人は記憶に残んないよね。
壇蜜もどきのコとか。


出演者には、最後に
何らかの「禊」が命じられる。
no反省4いわゆる罰ゲーム的なものなんだけど、
シャレがきいてんだよね。
たとえば曙。反省内容は「自分が
オーナーやってるステーキ店で
タダ食いばかりしている」と。
で、禊としては
「店の場所と名前をオンエアしない」
no反省5っていうのだった。
こういうの見るとTBSの「女子アナの罰」
とか「罰の内容にセンスないなぁ」と
思っちゃう。

no反省7







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  1. 2013/08/10(土) 19:00:00|
  2. テレビ